どうも、くまの助です!2人の子どものおやじやってます!
子どもが寝ない・・・。
夜泣きする・・・。
これって、幼い子どもを持つ親なら、誰しも頭を悩ませることじゃないでしょうか?
うちも例外なく、人並みには子どもの寝かしつけに悩まされました・・・。
くまの助
子ぐま
最近、2人目の息子(次男)も出てきたこともあって、「この機会に、ちゃんと子どもの寝かしつけのこと勉強しとくか」と決意!
いい本ないかな~とネットを漁っていたら、本書「ママと赤ちゃんのぐっすり本」を発見しました!
本書は、子どもの寝かしつけのノウハウが書かれていて、目からうろこの連続でした!
さっそくみていきましょう!
ママと赤ちゃんのぐっすり本 「夜泣き・寝かしつけ・早朝起き」解決ガイド (講談社の実用BOOK)
「ママと赤ちゃんのぐっすり本 」の内容
「ママと赤ちゃんのぐっすり本 」の内容やぼくが読んだ感想です!
子どもは疲れすぎると逆に寝ない!
本書の冒頭からいきなり目からウロコが落ちました!
なんと、子どもは疲れすぎると逆に寝ないんです!
これって、大人の感覚からしたらしんじられないですよね?
日中、活動しまくってマジつかれた・・・
→死んだように眠る・・・
ってなかんじで、ぐっすり眠るにはぐったり疲れることが必要でしょ?
ぼくも、子どもがぐっすり眠れるように、外にガンガン連れ出して遊ばせたり、寝る直前まで本読んだりおもちゃで遊ばせたりしてましたが、これって逆効果なんですね・・・。
では、なんで子どもは疲れすぎるとうまく眠れないんでしょうか?
本書によれば、子どもが疲れすぎるとストレスホルモン(コルチゾール)が過剰に分泌され、逆に睡眠トラブルが起こってしまうんです。
ここでいう睡眠トラブルは主に以下の3つ
- 夜泣き
- 長時間の寝かしつけ
- 早朝起き
睡眠トラブルの解決には、「睡眠の土台」づくり!
著者によれば、「睡眠の土台」を整えるだけで、睡眠トラブルの7割が改善するんだとか!
「睡眠の土台」は、以下の3つだといいます。
- 睡眠環境
- 幸福度
- ねんねルーティン
1.睡眠環境
睡眠環境とは、寝室など睡眠にかかわる環境のことです。
本書によれば、具体的には、以下のようなものです。
- 光
- 音
- 部屋の温度と湿度
- 寝るときの服装
- 安全性
どっちかというと、赤ちゃんの体が冷えないように、厚着させたり、ふとんをかけたりしがちです。
でも、暑すぎるとぐずりの原因になるし、あまりに体温が高くなると、「乳幼児突然死症候群」の原因になるそう。
あと、赤ちゃんを寝かせるときは、ぐっすりノイズ(ホワイトノイズ)というものをかけるとよいそうです。例えば、テレビの砂嵐の「ザーッ:という音とかが、ぐっすりノイズになるんだとか。
これって、赤ちゃんが母親のお腹の中で聞いていた音に近いんですね。なので、これをかけることで、赤ちゃんは安心して眠れるそうです。
こういったホワイトノイズを発生させる専用の機器もあります。
あと、赤ちゃんの睡眠環境で、「光」はすごく大事です。
実は、うちの家族も息子の朝泣きがひどい時期があったのですが、遮光カーテンで光を遮ることで、改善したという経験があります。(詳しくはこちらの記事を参照)
赤ちゃんは大人以上に光に敏感だということは知っておいて損はないですね。
2.幸福度
子どもの睡眠には、実は「幸福度」も影響します。
本書の言う「幸福度」は、
子どもとのコミュニケーションや保育者(ママ)の心の安定
のこと。
ここでポイントなのは子どもだけでなく、ママも含めての幸福度だということです。
ママが疲弊していると、どうしてもイライラしてしまい、子どもの寝かしつけには逆効果になるからです。
アメリカには、「シャンパンタワーの法則」というのがあるそう。タワーの一番上は「ママ」で、ママが満たされて初めて、下のグラス(子どもやパパ)も満たされます。
ママがハッピーなら、家族みんなハッピーということの例えですね。
さて、ママがハッピーになったら子どもの幸福度を上げる番です。
子どもの幸福度を上げるためには、子どもに対して混じり気なしの純粋な1対1の時間を取ること。そうすれば、子どものこころが安定し、ぐっすり眠ることができるんですね。
3.ねんねルーティン
ねんねルーティンとは、要は生活リズムのこと。毎日規則正しい生活をすることで、子供は安心感を覚え、体も慣れていきます。
ねんねルーティンとしては、以下のような例が挙げられています。
お風呂に入る
→パジャマに着替える
→歯を磨く
→絵本を2冊読む
→ぐっすりノイズをつける
→電気を消す
このねんねルーティンを一貫して行うことで、寝かしつけがスムーズになるそう。
ちなみに、抱っこして寝かした赤ちゃんをベッドに置いた瞬間に、起きて泣き出してしまうって現象ありますよね?「背中スイッチ」なんて言ったりします。
この「背中スイッチ」の原因は、寝入ったときと置いたときで状況が異なり、子供が不安になるため目が覚めてしまうからなんだとか。
対策としては、抱っこで完全に寝てしまう前にベッドに置くことで改善していくそうです。
まとめ
というわけで、「ママと赤ちゃんのぐっすり本」の感想でした!
本書では、他にも、月齢別の活動と睡眠の1日のモデルスケジュールが紹介されてます。これを参照すれば、子どもの月齢に合わせて理想的な睡眠スケジュールを実践することができますね!
子どもを保育園に行かせている場合に対応した遅めに就寝するパターンもあるので、心強いです。
本書を読み終わって、「もっと早く知っとけばよかったな〜」と思いました。
この本に書かれているセオリーを実行していれば、上の子の寝かしつけはもうちょい楽だったんだろうなぁ・・・。
とはいえ、まだ下の子がいるので、本書で紹介された寝かしつけのセオリーをばっちり実践していきたいと思います!
ママと赤ちゃんのぐっすり本 「夜泣き・寝かしつけ・早朝起き」解決ガイド (講談社の実用BOOK)
なお、ぼくは本書以外にも赤ちゃんの夜泣き対策やねんトレ関連の本を色々読みました。
本によって、ねんトレ(赤ちゃんの睡眠の習慣付け)に重きを置いていたり、マンガで分かりやすく書かれていたりと様々ですね。
ねんねトレーニングのおすすめ本については以下の記事で紹介しているので、ぜひご参考に!
ネントレ本おすすめ3選!【赤ちゃんの夜泣きに悩むママへ】
赤ちゃんの睡眠を改善するには、諸々のグッズを揃えておくと便利です。
本書にもありましたが、赤ちゃんの睡眠環境というのはかなり大事で、その睡眠環境を整えるための様々なグッズがあります。
例えば、赤ちゃんの気持ちが落ち着くアロマオイルだったり、赤ちゃんが睡眠に集中できるようなホワイトノイズを出す機器など、色々です。
赤ちゃんの夜泣き対策グッズのおすすめは以下の記事で紹介しているので、こちらもぜひご参考に!
赤ちゃんの夜泣き対策グッズ7選【超実用的なものを厳選!】