突然ですが、My Gymというのをご存知でしょうか?
簡単に言うと、My Gymはアメリカ発の英語の体操教室です。
一部の親御さん(特に英語教育に熱心な方)の間では、よく知られていたりします。
実は、ひょんなご縁から、そのMy Gymにぼくの息子(長男)を通わせています。
この記事では、我が家のMy Gym体験談をシェアしたいと思います!
くまの助
子ぐま
本記事の内容
My Gymはこんなところ
My Gymはアメリカのカリフォルニア発祥の体操教室(子ども向けフィットネスクラブ)。
日本では、東京や神奈川を中心に全国で十数校展開しています。
先生(My Gymではプレイヤーと呼ばれます)は全員外国人で、レッスンは基本的にすべて英語で進行します。
My Gymの売りは、
英語を使ってジムナスティックス(体操)をやることで、運動だけでなく、英語のコミュニケーション能力も向上する
というところ。
レッスンは、色んな器具(平均台とかマットとかトランポリンとか)を使って体を動かすのがメインで、合間に英語を話す場面がはさまるといったかんじです。
我が家のMy Gym体験談
そんなMy Gymになぜ息子を通わせるようになったのか?
その経緯と、実際通ってみてどうだったのかをご紹介します。
くまの助
偶然の出会いで体験レッスンへ
My Gymとの出会いはかなり偶然でした。
たまたま息子と周辺を散歩していて、遊具があったので、遊んでいました。
しばらく遊具で遊んでいると、金髪のさわやかなお兄さんがやってきて”Hello!”と声をかけられたのです。
どうやらそこは、My Gymの敷地だったようです。
で、その外人のお兄さんが言うには、
「My Gymを知っているかい?」
「My Gymは、子どものgymnastics(英語で体操の意)をやるところだ」
「あと20分後に、オープンハウス(体験クラス)をやるから参加しないかい?」
とのこと。
(お兄さんは英語でガンガン話しかけてきたので、ぼくのリスニング力をフル動員して聞き取りました(笑))
息子もお兄さんを気に入って(ちょっとの間遊んでもらった)、「行きたい!」と言い出したので、体験してみることに。
体験レッスンでは、教室の遊具を使って自由に遊んだり、英語の発声をやったり、はしご上りや前転などの運動をやったりと、なかなか充実していました。
息子もノリノリでやっており、かなり楽しそうにしていました。
勢いで入会
レッスン後、家に帰りながら息子に「英語のレッスンまた行きたい?」と聞いてみたら、「いきたい!」とのこと。
月謝がそれなりに高いので迷いましたが、息子はレッスンが楽しかったようで、やる気まんまんだし、「まあ試しにやらせてみるか」という気になりました。
あと、僕自身、「子どもに異文化を経験させてあげたい」という思いもありました。
そんなわけで、勢いでMy Gymに入会!
3歳3ヶ月から4歳半までを対象とする「MIGHTY MITES」というクラスに入りました。
ちなみに、クラスは、
- LITTLE BUNDLES(リトルバンドルズ):〜6ヶ月
- TINY TYKES(タイニータイクス):7ヶ月〜13ヶ月
- WADDLERS(ワドラーズ):14ヶ月〜22ヶ月
- GYMSTERS(ジムスターズ):23ヶ月〜2歳半
- TERRIFIC TOTS(テリフィックトッツ):2歳半〜3歳3ヶ月
- MIGHTY MITES(マイティーマイツ):3歳3ヶ月〜4歳半
- WHIZ KID(ウィズキッズ):4歳半〜6歳
のように分かれています。
(さらに年長向けの子どもを対象にしたスポーツ、アート、プログラミングのクラスもあり)
TERRIFIC TOTSまでは親子でレッスンに参加するのに対して、MIGHTY MITESからは子どものみの参加となります。
初回のクラス、しかし・・・
というわけで、入会の手続きを済ませ、待ちに待った初回のクラス。
家族全員で楽しみにしながら教室に向かいました。
しかし、教室に着くまで気分ルンルンだった息子ですが、いざレッスンが始まってみると、明らかに戸惑っている様子。
自己紹介も無言だし、他の子が動き回っている中でも座り込んで参加せず。
そして、レッスンの途中からしくしく泣き出し、ママのところに駆け寄って「帰りたい」と言い出す始末・・・。
結局、その日はほとんどプログラムに参加できずに、レッスンが終わってしまいました。
くまの助
よくよく考えてみると、理由はおそらく、体験レッスンのときとの環境の変化に戸惑ったのではないかと思います。
体験のときは、生徒2人、先生2人の少人数だったのですが、初回のクラスでは生徒が10人ちょっとおり、先生は4人。
しかも、体験のときにいた先生は一人もおらず、全員はじめての先生。(息子は体験レッスンのときの先生を気に入っていました)
自分の思っていたのと全然違うし、レッスンにもついていけないしで、泣きだしてしまったのかなと。
徐々に息子に変化が
翌週、またレッスンの日がやってきましたが、家を出る前から「もう行きたくない」という息子。
それを嫁さんとぼくでなだめすかして、なんとか教室まで連れていきました。
しかし、レッスンが始まる前から泣き出してしまい、前回同様プログラム(自己紹介したり、運動したり)にまったく参加せず。
「あー、今回もダメかなぁ」とあきらめが漂いました。
しかし、レッスンの後半から徐々に変化が。
相変わらず無言ですが、クラスメイトの動きに付いて、プログラムに参加するようになっていきました。
そして、レッスン後は先生とハイタッチ!
なにか彼の中でブレイクスルーがあったんだと思います。
そして、その翌週の3回目のレッスンからは、もう泣かなくなりました。
相変わらず、自己紹介や英語の発声のときに声は出ませんが、体を動かす分には、プログラムの流れになんとか付いていっています。
それ以降は、楽しくレッスンに行っています。
くまの助
My Gymを検討している方へ【料金に見合う?】
そんなわけで、当初はどうなることかと思いましたが、幸いにも慣れてくれました。
そんな我家の体験をふまえて、My Gymを検討している方にアドバイスするとしたら?
実際に通ったから見えてきたMy Gymの特徴(いいとこ、悪いとこ含めて)を書いていきます。
料金が高い!!
まあ、端的に言ってMy Gymは料金は高いです。
月4回のレッスンで20,000円。(あと、レッスンの他に、ジャングルタイムという自由時間に施設を利用できます)
月2万円といえば、一般的な習い事の相場よりも2倍くらい高いですし、同じ価格帯だとインターのサタデースクールなどもあります。
他の習い事ではなく何故My Gymなのか?
はしっかり考えるべきで、これが無いとつづけるのがしんどくなると思います。
ちなみに、我が家の場合は、
- 英語オンリーという異文化を、小さいうちから体験させてあげたい
- 座学よりも体を動かしながらやるほうが英語が身に付くであろう
- 英語も運動もできるようになって一石二鳥!(になるといいなぁという願望)
というかんじです。(とはいえ、子どもがもうちょい大きくなったら別の選択肢を考えるかもしれません)
余談ですが、我々が通っている豊洲マイビレッジ校は、My Gymのフラッグシップ校的な位置付けで、ここだけは25,000円/月とさらに月謝が高くなります・・・。(そのかわり、レッスン時間が毎回10分長かったり、他の校舎への振替が自由にできる)
くまの助
子どもの向き不向きが激しい
My Gymは合う子と合わない子の差が激しいです。
基本的には、活発で外交的な子どもじゃないと厳しいんじゃないかと。
毎回のレッスンにおいて、
- 泣く子
- 脱走する子
- 戸惑ってフリーズする子
- ママにしがみついて離れない子
が見られるのは日常茶飯事です。
まあ、これは子どもの立場になってみれば無理もない話かなと思います。
スポーツマンタイプのたくましい外国のお兄さん・お姉さん(しかも、英語しかしゃべらない)や、活発なクラスメイトに囲まれ、超ハイテンションで進行するレッスン
大人でもこんな環境にいきなり放り込まれると戸惑うのではないでしょうか・・・?
というわけで、とくに最初はうちは我が家のように、子どもがレッスンを嫌がり、親は親で「こんな大金払ったのにどうしてくれるんだぁぁ」と心の中で叫び(笑)、親子ともにしんどい思いをするかもしれません。
親もそれなりに英語力がいるかも?
下のクラス(3歳3ヶ月まで)は、親子で参加するプログラムになっています。
うちの場合は、子どもだけで参加するプログラムから入ったので詳細はわかないですが、親子参加のプログラムでは、親も自己紹介等で英語で話す場面があるようです。
あと、先生(プレイヤー)とは基本英語で会話するかんじになります。
片言の日本語はしゃべってくれますが、多少は英語が話せないとなかなか意思疎通が難しいかも。
(なお、事務まわりは日本人スタッフがいるので、事務手続きは日本語でできます。)
というわけで、親の方もまったく英語がしゃべれないと不自由かも。
くまの助
幼いうちから異文化体験ができる
ここからは、My Gymはいいなぁと思ったポイント。
上にも書いたとおり、プレイヤーは全員外国人で、レッスンはすべて英語で進行します。
また、クラスメイトにも、外国の方がちらほら混じります。
こういった異文化体験(異なる言語、ダイバーシティ、いかにもアメリカンなノリでハイテンションに進行するレッスンなど)を幼いうちからさせてあげられるというのは、My Gymのユニーク且つ良いところだと思います。
(ちなみに、似たようなコンセプトの体操教室にGymboreeもありますが、My Gymのほうがよりガチなかんじだという噂です)
体を使って英語を学べる
英語と運動、両方の力を伸ばせるのも良いところかなと。
やはり自分の経験からも、言語というのは肉体的な体験を伴ったほうが断然身に付くので、お勉強というよりは、スポーツに近いものだと思います。
体の動きとともに英語を使うことで、より英語が身につくのではないかと。
もちろん、体をかなり使うので、運動能力も向上すると思われます。
成功体験がつめる
個人的に一番のメリットは、子どもが成功体験がつめるということかなと。
上でも書きましたが、英語オンリーの環境であることに加え、レッスンもアメリカンなノリでハイテンションに進行するという、子どもにとっては未知の領域。
こういった日常とはまったく違う環境に飛び込んで、戸惑いながらも、そんな環境にだんだんと適応していく。
それは子どもの中で確かな成功体験になるのではないかと思います。
まとめ
というわけで、我が家のMy Gym体験談でした。
結論として、My Gymは子どもの向き不向きが激しいし、料金もかなり高いので、入会は慎重に判断したほうがいい、ということですかね。
一方で、My Gymのプログラムはユニークで、ここだからこそ得られるものもあるのではないかと思います。
My Gymを通して、異文化でも物怖じしない精神力を身につけることができるのか?、もう少し通わせてみたいと思います。
※追記
その後、マイジムに1年ほど通わせて、退会することにしました。
マイジムの退会理由や退会時の注意点については以下の記事をどうぞ!
マイジム退会しました|その理由と辞めるときの注意点を書きますmygymの他に検討した英語教材
ここからはおまけ。
子どもの英語教育について、mygym以外に検討したものを紹介します!
こどもちゃんじEnglish
こどもちゃんじEnglishは、しまじろうでお馴染みのこどもちゃんじの英語バージョンです。
うちは息子が3歳のときから始めました。
英語のDVDや英語が学べるおもちゃ、絵本などが2ヶ月に1回のペースで届きます。
3才のコースであれば、1年分(6回分一括払い)の料金が2万円ちょっと。
マイジムの1ヶ月分の月謝で1年間いけるというコスパの良さです(笑)
こどもちゃんじEnglishは、それほどコストをかけずに子どもに英語を触れさせることができます。
「なにか子どもに英語の習い事させてみようかなぁ」と考えているご家庭では、まずはこちらを検討してみると良いんじゃないでしょうか。
我が家でこどもちゃんじEnglishを1年間やってみた感想については下記の記事で詳しく書いています!
しまじろう英語は効果あった?我が家で1年間やってみた感想ディズニー英語システム(DWE)
子どもの英語教材として、必ずといっていいほど名前が出てくるのが、「ディズニー英語システム」(通称DWE)ですね。
名前のとおり、ディズニーのキャラクタによる英語教材なのですが、お高いことでも有名(笑)
嫁さんの知り合い(結構な教育ママ)は当然のようにDWEを買ってましたね。
DWEは申し込みで無料サンプルがもらえます。
サンプルとしては、
- CD
- DVD
- 歌の絵本
- ABCポスター
があり、サンプルだけでも結構内容が充実してますね!
やはり、ディズニーのキャラクターと一緒に英語が学べるので、子どもも英語に興味をもちやすいです。
ご興味のある方は、下記から無料サンプルを申し込んで、検討してみてはいかがでしょうか?!
※ディズニーキャラクターと楽しく英語をお勉強!
※無料でDVDや絵本をプレゼント!