インターナショナルスクールに入って後悔しないように!読んでおくべき本

インターナショナルスクール

どうも、くまの助です!2人の子どものおやじやってます!

子どもに対して、「これからの時代、海外でも活躍できる人になってほしいよね」とか、「やっぱ英語はしゃべれるようになってほしいなぁ」とか密かに思ってます。

そんなこともあって、子どもをインターナショナルスクールに通わせるのはどうだろう?と考えております。

くまの助

インターナショナルスクールって、英語話せるようになるし、良さそうだよね!子ぐまはインターにかよわせるか!
いんたーなしょなる・・・?それうまいの?

子ぐま

 

そんなわけで、
インターナショナルスクールのことが知りたい!

そう思って「なにかいい本はないかな〜」と探していたら、アマゾンで本書を見かけて思わずポチっとしました(笑)

本書のタイトルはズバリ「子どもをインターナショナルスクールに入れたいと思ったときに読む本」!

 

著者の平田尚子氏は、子供2人をインターナショナルスクールに入れた経験をお持ちの方です。

なので、本書は、実際にインターナショナルスクールに子供を通わせたからこそわかるエピーソードが満載!

そんな苦労あり笑いありのエピソードが、ユーモラスな語り口で紹介しており、楽しく読むことができました。

 

ぼくが本書を読んだ感想としては、「うわぁ、インターナショナルスクールって大変なんだな・・・」です。

 

インターナショナルスクールは、世間で言われてるように、何となく良いイメージばかりが先行しがちです。

例えば、

  • 知識の詰め込みではなく、子供に考えさせる教育を行っている
  • 生徒にダイバーシティーがある
  • ディスカッションやプレゼンテーションの力がつく
  • 当然ながら英語が身に付く
  • IT教育に力を入れている
などなど。

 

たしかに、本書でも上記のような観点で、インターナショナルスクールは素晴らしい教育をしていることが書かれています。

しかし、そんなメリットだけでなく、実際に子供を通わせた人だからこそわかる、苦労やデメリットもあるんです・・・。

これを知らずに子供をインターナショナルスクールに入れてしまうと悲劇だなと思いました。

まさに、本書はタイトル通り、「インターナショナルスクールに子供入れたいと思ったら読む本」ですね!

 

以下、ぼくが本書を読んで、特に「えーそうなんだ!!」と思った点について書きたいと思います。

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後悔しない?インターナショナルスクールの大変なところ

本書は、インターナショナルスクールになんとなくいいイメージだけを持っている人(ぼくのような・・・)に、
苦労やデメリットといった「現実」を教えてくれます。

ぼくが本書を読んでいて、「うわぁ、大変そうだな・・・。」と思った点は以下の通り。

 

インターナショナルスクールはとにかくお金がかかる

巷で良く知られているように、インターナショナルスクールはとにかく学費が高い!

年間200万円前後、それに施設維持費などを合わせると年間250万円はみておいた方が良いそうです。

じつは、ぼくも実際にインターナショナルスクールの費用を調べてみたのですが、たしかにそれくらいでしたね。

 

そして、本書を読んで驚愕したのが、この超高額な学費に加えて、夏休み中にさらなる費用がかかるということです!

 

インターナショナルスクールでは、夏休みが長い割に、日本の学校のような部活動が無いそうです。

学校もない、部活もないとなると、子供は長い休みを家でゴロゴロして過ごすしかやることがなくなってしまいます・・・。
(外国人の同級生の多くは休み中は本国に帰国するそう。)

 

そこで、子供に充実した時間を過ごさせるために、多くの親はサマースクールに行かせるのです。

ですが、長期間まとまった時間子供を拘束してくれるプログラムは日本には少なく、行き先は海外に・・・。

そうすると必然的にプログラムの参加費用は高額になって、一夏で100万円くらいかかるんだとか・・・。

もちろん、学校とは関係のない活動なので、上記のような出費はまったく必須ではないのですが、実態を鑑みると何もしないという選択肢も取りづらそうです。

くまの助

夏休みまでお金かけなきゃいけないなんて、知らなかったぞ・・・

 

親もインターナショナルスクールの文化に慣れるのが大変そう

子供だけでなく親もインターナショナルスクールのカルチャーに容赦なくさらされます。

インターナショナルスクールでは、いろんな人種・国籍の子供がいますが、その親の多くは駐在員等の高給取りです。

そのような方々の家は250から300平米もある一軒家かマンション、しかもメイド付き・・・。

日本人の普通の家庭では、かなり引け目を感じてしまいそうです・・・。

 

他にも、親はインターナショナルスクール特有のイベントをうまく乗り切らなければなりません。

例えば、子供のバースデーパーティーにはホストとして友達を家に招き、みんなを楽しませる企画を用意したり、お持ち帰り用のプレゼントを配ったりするそうです。

その際には、子供の人種・国籍が様々であるため、家庭によって異なる価値観を持っていることに配慮しなければなりません。

例えば友達が帰る際に大人が付き添うか付き添わないかを親に確認する必要があったり、クリスマスなどについては宗教を配慮してあえてイベントを行わなかったりということもあるそうです。

こういった諸々の配慮をすることは難しく、時々、親が「やっちゃった・・・」な事件が起こるんだとか。

 

他にも、

  • フリーマーケット
  • ファンドレイザー(学校への寄付金集め)
  • 子供の遠足の引率
など、日本の学校では馴染みのないようなイベントに親が駆り出されます。

なので、こういったカルチャーについていく覚悟が必要そうです。

くまの助

すむ世界ちがいすぎ・・・



軽視できないインターナショナルスクールのデメリット

そして、インターナショナルスクールではメリットばかりでなく、見過ごせないデメリットもあるんです。

 

インターナショナルスクールを退学する子もいる

まず、子供がインターナショナルスクールに合うか合わないかはとにかく重要!

もし学校に合わなければ、子供がかわいそうなことになってしまいます。

 

本書では、インターナショナルスクールに通っていた子供が、途中退学をしてしまった事例が紹介されています。

例えば、

子供が家の近所のお友達と一緒の学校(近所の日本の学校)に行きたいと言い出し、
結局インターナショナルスクールを退学してしまった

といったケースや、

スクールのカラーが合わず、子供がふさぎこんでしまったり、行動の異常が認められたりしたため、
やむなく通常の日本の小学校に転学した

と言うケースが紹介されています。

 

日本人の家庭だと、親が良さそうだと判断して子供をインターナショナルスクールに入れるケースが多いと思います。

しかし、あくまでスクールに通うのは子供自身です。

子供がスクールのカルチャーに合うのかを見極めないまま、親のエゴでむりやりインターに入れてしまうと、結局は後悔するはめになってしまいます・・・。

このことは、肝に銘じておくべきだなと思いました。

くまの助

たしかに、親も子もコミュ力高くないとインターはキツイかも・・・

 

日本語、日本文化の習得は深刻な課題

本書を読んで知ったのが、インターナショナルスクールに子供を通わせると、子供の日本語、日本文化の習得に課題が出てきてしまうということです。

スクールに通っている間、子供は基本的に英語を使います。

従って、親がかなり気合を入れてやらないと、日本語の取得が中途半端になるリスクがつきまといます。

 

たしかに、日本で生活しているので、放っておいても子供はある程度は日本語を喋れるようになるでしょう。

しかし、日本語が半端になるしゃべれると言うのは、社会やビジネスで通用するのとは全く違います。

英語も日本語もどちらも中途半端に話せるが、社会で通用するような大人の表現ができなくなると言うリスクはとても怖いなぁと思いました。

 

本書によれば、このような事態にならないために、親が子供の日本語の習得をあきらめないと言う姿勢で大事!

子供にちゃんとした日本語を話させるよう、とにかく粘り強く取り組むことが重要だと書かれています。

著者も、子供に敬語を身に付けさせるのに非常に神経を使ったそうです。

 

加えて、日本人としての感性育んだり、日本人としてのアイデンティティーを植え付けるために、親が下地を作らないといけません。

そのような取り組みをしないと、子どもが日本人としてのアイデンティティーを持つことができず、「何物でもない人間」が育ってしまう恐れがあります。

このように、インターナショナルスクールに通わせることで、本来であれば日本の普通の学校に通う子供がする経験を放棄してしまうことになります。

くまの助

インターのデメリットにも、しっかり目を向けるべきだね・・・。



まとめ 後で後悔しないようにインターナショナルスクールに通わせる際は冷静な判断を

その他にも、本書では、

  • インターナショナルスクールでの子供の服装
  • ランチで何を食べるか?
  • 年間行事イベントの様子
などなどが紹介されており、インターナショナルスクールの雰囲気を覗き見ることができます。

紹介されるのは、外部からは伺い知ることができないエピソードばかり!

著者のユーモラスな語り口も相まって読んでいて楽しいです。

 

ぼくは、本書を読んで、

日本人の家庭にとって、子供をインターナショナルスクールに生かせるのが良いか、普通の日本の学校に行かせるのが良いかは、一概には言えないんだなぁ

と思いました。

まして、インターナショナルスクールは莫大な費用がかかります。

そうすると、お金が気にならない富裕層の方は別として、庶民が無理して行かせる価値がどれほどあるのか疑問ですね・・・。

 

というわけで、

日本人の家庭で、なんとなく「インターナショナルスクールに子供を通わせたいなぁ」と思ってるあなた!

少なくとも本書を読んで、スクールの雰囲気やメリット・デメリットをちゃんと知った上で、検討したほうがいいですよ!

くまの助

ぼくも子どもをインターナショナルスクールに通わせるべきか、冷静にかんがえます・・・

 

オンラインで通えるインターナショナルスクールがあった!

上で書いたように、インターナショナルスクールも色々と大変なことがあり、躊躇してしまう方も多いと思います。

でも、インターの教育はあきらめたくない。

そんな方におすすめなのが、Global Step Academyという、オンラインの英語スクールでず。

 

このオンラインスクールの画期的な点は、日本の義務教育を受けながらインターナショナルスクールのプログラムを受けることができる点!
(バカロレアの認定校ではないですが)

さらに、ネイティブ講師がレッスンを担当するので、子どもの英語力向上も見込めます。

 

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