「賢い子は図鑑で育てる」の感想

賢い子は図鑑で育てる

どうも、くまの助です!

子育てをしてる中で、子どもになにを買ってあげたらいいか悩む場面があります。

本が良さそうだなと思うけど、いったいどんな本を選んだらいいのか・・・?

 

今回ご紹介するのが、「『賢い子』は図鑑で育てる」には、そんな悩みに対する答えがズバリ書いてあります!

つまり、タイトルとおり図鑑ですね(笑)

くまの助

「賢い子」を「図鑑」で育てる?今までに見たことがない切り口で、興味をひかれて購入しました!
おいら、いきものずかんならもってるお!

子ぐま

著者の瀧 靖之氏は、東北大学の研究所で脳のMRI画像解析で脳の画像と様々な病気との関係を研究している脳科学者。

そんな著者が見出した子どもを賢くする方法が、「図鑑の活用」なんだとか!

さっそく見ていきましょう!

賢い子は図鑑で育てるの概要

好奇心が成功につながる!

本書によれば、脳を育てるのは好奇心

東大生を対象にしたアンケートでは、「小学生時代、なにかにハマったことはありますか?」という質問に対して、96%が「あった」という回答をしたとのこと!

 

東大生に限らず、様々な分野で活躍している人は好奇心旺盛で、「学ぶことが楽しい!」と思うような脳をもっているそうです。

その結果として、どんどん新しいことを学んでいって、それが成功へとつながっているわけですね。

 

とくに未就学時期の脳は変化が激しく、この時期に「学ぶ=楽しい!」という脳にするような体験をさせてあげることがベストなのだそうです。

 

好奇心を育てるのに図鑑がいちばんな理由

では、子どもの好奇心を育てるにはどうしたらいいのか?

その答えが「図鑑」です!

 

図鑑は写真やイラストが豊富で、子どもでも内容を直感的に理解できます。

さらに、子供向けの図鑑であってもほとんどの大人が知らないような情報がつまっています。

 

さらに、単に知識を得るだけではなくて、図鑑を起点にして興味がどんどん広がっていくのが、図鑑の素晴らしいところ!

例えば、図鑑に載っているもの(虫とか恐竜とか)に興味を持って実際に見に行ったり、ものごとを知ることで身の回りのことへ興味を持つアンテナが立ったり、それを図鑑などでさらに調べることでどんどん世界が広がっていったりします。

 

このプロセスはまさに学ぶことそのもの!

図鑑を通して、将来的に必要になってくる勉強の基礎訓練ができるわけですね!

 

年齢別におすすめ図鑑を紹介

では、子どもにはどんな図鑑を与えたらいいのでしょうか?

 

本書では、子ども年齢別(0歳~5歳)におすすめ図鑑を紹介してあり、子どもにどんな図鑑が合っているのか参考にできます!

 

例えば、1歳であれば「はじめてのずかん555」や「なきごえきけちゃう! どうぶつ ずかん」などの初歩的な図鑑が紹介されています。

 

一方、5歳であれば「さなぎ (ずかん)」や「ざんねんないきもの事典」など、ピンポイントで且つ内容が深いような図鑑が紹介されています!

 

賢い子は図鑑で育てるを読んだ感想

まず、本書の図鑑という切り口が非常に新鮮で楽しく読ませてもらいました!

 

たしかに図鑑って写真やイラストが豊富で、大人が読んでもワクワクしますよね?

図鑑をきっかけにして、子どもが外の世界に興味を持って、知識が増えて、さらに興味の幅が広がって、というサイクルができるのは納得です。

 

実はぼくも以前、子どもに買ってあげようかと思って、本屋で図鑑を見たことがあるんですね。

しかし、図鑑って意外なほどたくさんの種類があって、結局どれを子どもに買ってあげたらいいか悩んで、買わずに帰ったことがありました・・・。

 

本書では、

テーマにこだわらず、子どもが何に興味を持っているかを観察して、興味があった図鑑を渡してあげる

というようなアドバイスが書いてあって、なるほどと思いました。

 

まとめ

というわけで、本書 は、図鑑というツールで賢い子に育てるためのヒントが満載!

年齢別におすすめが書いてあるので、きっと子どもにあった図鑑を渡してあげることができるはずです。

くまの助

うちも図鑑を買って渡してみよう!