どうも、くまの助です!
2人の子どものおやじやってます!
子どもができたらやっぱり自分の持ち家がほしくなるもの。
でも東京都内の新築マンションは高く、ファミリータイプの広さの部屋になると、もはや庶民が買える値段ではありません・・・。
そこで、新築と比べると価格が安い中古マンションを検討されている方も多いのではないでしょうか?
実は、僕も数年前に東京都心に中古マンションを購入しました。
そのときがはじめてのマンション購入だったのですが、まあ色々悩みましたね・・・。
この記事では、うちの家族が中古マンションを購入するまでのストーリーと、そこから得られた教訓をご紹介します!
くまの助
子ぐま
本記事の内容
嫁に説得されてマンション探しを開始
話は数年前にさかのぼります。
ぼくは嫁さんと結婚したて。
当時、1Kの賃貸マンションにふたりで暮らしていました。
気がついたら嫁さんがマンションを色々調べてて、「この物件どう?」と話を持ってくるように。
当時はちょうど東京オリンピックの開催が決まって、東京都心の不動産価格がじわりじわりと上がり始めていたとき。
不動産関係の仕事をしていた嫁さんは、今動かないとやばいと感じていたのでしょう。
ぼくはマイホームは「いつか買おうかなぁ」くらいにしか思っていなかったのですが、なかば嫁さんに説得されるかんじで家探しをスタートしたのでした。
まずは土地勘があって住み慣れている近所の物件を検討しました。
当時から、ぼくらは東京の中央区に暮らしており、中央区内にしぼってSUUMOなどでマンション検索。
予算は4,000万円台前半!
(当時はまだ4000万円台の物件もそこそこあったんです)
マンション検索した中から目ぼしい物件を見つけ、不動産屋に連絡をとって内見することに。
はじめての中古マンション内見!しかしいきなりやばかった・・・
ぼくたちの内見一発目は、忘れもしない中央区の某所にある中古マンション。
3LDK70数平米が4000万円ちょっとという、当時でもかなり割安な価格で売り出していました。
かなりの期待を込めていざ内見へ!
しかし部屋を色々見ているうちに、我々は言葉を失っていきました・・・。
平たく言うと、その部屋は汚部屋だったのです!
部屋の隅々にほこりが積み上がっていたのはまだいいとして、致命的だったのはお風呂場。
おそらく換気をほとんどしていなかったのか、カビだらけ・・・。
天井なんかはカラフルなかんじになっていました・・・。
というわけで、少なくとも水回りは総取り替えしないと、とても住めそうにありません。
しかし、水回り含めてリフォームするとなると数百万プラスでかかることになり、それを考慮するとそんなに割安な物件とは言えなくなります。
なにより、風呂場の強烈なインパクトで精神的に完全に参ってしまい、この物件はあきらめました・・・。
くまの助
その後もいくつか中央区の中古マンションを内見しましたが、
- 部屋の天井が低くて圧迫感のある
- 大規模マンションで部屋からエレベーターまでの距離がものすごく遠い
などの理由で、「買いたい!」と思うような物件は見つかりませんでした。
この頃は、毎晩散歩に出かけて、SUUMOに掲載された近所の物件を特定する、なんてことをやってました。
まあ、不審者ですね(笑)
東京の他の区も探してみたけど・・・
中央区の目ぼしい物件はあらかた検討を終えてしまって、ちょっと手詰まり感が出てきました。
そこで、地域を広げることに。
ただ、資産性を考えると「東京23区内で、且つ都心へのアクセスが30分以内」という条件は譲れず、そのようなエリアにある物件を検討しました。
まず検討したのは、比較的近くて土地勘がある江東区の物件。
森下や清澄白河、豊洲、大島あたりの中古マンションをいくつか内見しました。
しかし、なかなか一筋縄ではいかない物件ばかりで、
- 売り主が海外に行ってて連絡がつかず内見できない
- 近所に葬儀場がある
- 真横に幹線道路が走っていて窓を開けると騒音がある
- 売り主がインド人で部屋がスパイシー
などなどの理由で断念・・・。
もうちょっとエリアを移して新宿5丁目の物件なんかも見ましたが、やはり今住んでいるところと周囲の雰囲気が違いすぎて、購入を決めることができませんでした。
嫁さんとも話して「やっぱ住み慣れてる中央区の物件がいいよね〜」ということになり、また中央区にしぼって物件探しを進めることになりました。
新築マンションも検討!しかし縁がなかった・・・
上で書いたように、ぼくたちは中古マンションをメインで検討していましたが、並行して新築マンションもいくつか見に行きました。
その1つが、江東区の某新築マンション。
最寄り駅が通勤にも便利で、価格帯も予算に合いそうだったので、モデルルームに行ってみることに。
しかし、目ぼしい部屋はすでに売れており、ぼくたちの予算に合いそうなのは1階部分の部屋のみ。
部屋に庭が付いているのは魅力だったのですが、水害のリスクがある江東区で 1階は微妙。
しかも、その部屋はマンションに隣接する敷地から1段低いところにあり、もし豪雨が降れば敷地に水が流れ込んでくること間違いなし・・・。
これはさすがにリスキーだよね、ということで購入は見送りました。
もう一つは、中央区の某新築タワーマンション。
中央区の新築且つタワーマンションでありながら、お値段的には超割安物件でした。
検討当時は、建設が始まったばかりで、入居できるのは約2年後というのがネックだったのですが、それを差し引いてもこのお値段は魅力的!
最終的に、低層階の部屋に購入希望を出すことにしました!
しかし、割安物件だけあって購入希望を入れる人が殺到!
ぼくらが狙っていた部屋にも3組の購入希望が入り、抽選の結果落選したのでした・・・。
くまの助
ショック!気に入った物件を目の前でさらわれる・・・
中央区の中古マンションをウォッチしていると、いいかんじの条件の部屋が売りに出されているのを発見!
早速週末に内見の予約を入れました。
内見してみると、マンションの立地も良く、間取りもいいし、部屋の状態もきれい!
値段は若干予算オーバーですが、それ以外に欠点は見当たりません。
内見が終わって、嫁さんと会議。
「これは買うしかないね!」となり、内見が終わってから1時間後に、担当者に買い付けを入れたい旨の電話をしました。
すると、担当者の口から衝撃の事実が判明してしまうのです・・・。
なんと、ぼくたちの次に内見をしたカップルがその場で買い付けを入れたというのです!
結局、ぼくたちは2番手で買い付けを入れることになりました。
ちなみに、その物件は大人気で、最終的に6番手まで買い付けが入ったそうです。
1番手の人が住宅ローンの審査がおりないなどの理由で、ぼくたちに回ってくる可能性を期待したのですが、願いもむなしく1番手の方が購入することが確定しました・・・。
くまの助
ついに東京中央区にマンション購入!
タイミング的には、
気に入った中古マンションを逃す →新築タワーマンションの抽選で外れる
の順番で、2つの事件がほぼ同時期に起こったと思います。
そんなわけで、立て続けに気に入った物件を逃したことで、我々のモチベーションは下がりまくりでした・・・。
「物件探しはしばらくお休みにしようか・・・」と思っていた矢先、なかば惰性でSUUMOのサイトを見ていると、新着物件の情報を見つけました。
中央区内の中古マンションで広さや値段も希望の範囲内だったので、なけなしのやる気を振り絞って仲介業者に連絡を取り、内見を入れることに。
内見当日。
実際のお部屋を見てみると、なかなかいいかんじでした!
中古ではありますが、前のオーナーの方が丁寧に使っていたのか部屋にそれほど使用感はなく、きれいなかんじ。そして、広さ(専有面積)的には前に買い逃した物件と大差はなく、値段はこちらのほうが安い。
唯一引っかかるのが、その物件が1LDKだということ。
夫婦2人で住むならまったく問題無いのですが、将来的に子どもができる可能性を考えると、もう1部屋くらいは欲しいところでした。
内見後、嫁さんと話し、「部屋が少ないのは微妙だけど、その他はいいので、買おう」ということで、意見が一致。
前回の教訓を生かして、すぐさま担当者に連絡を入れて物件に引き返し、その場で買い付けを入れました!
その甲斐あって、1番手になりました。(この物件も最終的に4番手まで買い付けが入ったそうです。)
その後、住宅ローンの審査も無事通り、さらにはダメもとでお願いした値引きにも売主さんが応じてくれ、めでたくこの物件を購入することができました!
くまの助
まとめ 〜マンション探しで得られた教訓
というわけで、長い道のりでしたが、東京の都心に念願のマンションを手に入れたのでした。
マンション探しをしてみて得られた教訓は、
- 良さげなマンションを見つけたら、即内見の予約を入れる
- 最低5つくらいは物件を見て、基準を明確にする
- 気に入った物件を逃しても、めげずに次を探す
- 内見して気に入ったら即買い付けを入れる
- ダメもとで指値をしてみる
以下、かんたんに説明します。
良さげなマンションを見つけたら、即内見の予約を入れる
まずは、内見して物件を見てみないと何も始まりませんので、ある程度条件に合う物件が見つかったら、すぐ内見の予約を入れましょう。
時間帯は、ライバルが少ない、平日もしくは土曜日の午前中がおすすめです。(売り主の都合などで時間を指定するのが難しい場合もありますが)
新築マンションの場合は、良い部屋がまだ残っている、販売開始直後にモデルルームに行くと良いでしょう。
まあ、要は思い立ったら即行動ってことです!
最低5つくらいは物件を見て、基準を明確にする
ある程度数を見ないと、物件の相場観や良し悪しを判断できませんので、最低5つは物件を内見しましょう!
そうすると、なんとなく「この条件は譲れない」とか「値段次第でこの部分は譲歩できるな」みたいな、自分なりの基準が見えてくると思います。
気に入った物件を逃しても、めげずに次を探す
自分がいいと思う物件は、大抵他の人が見てもいいと思う物件です。
そのため、時には気に入った物件を、僅差で他の人に抑えられてしまうこともあるでしょう。
そんなときは、「自分の目に狂いはなかったんだな」と思って、次の物件を探しましょう。
内見して気に入ったら即買い付けを入れる
上で述べたとおり、内見して「いいな」と思った物件は、他の人も買い付けを入れてくる可能性が高いです。
先手必勝!
自分の基準をしっかり明確にして、内見した物件がそれを満たしていれば、即買い付けを入れましょう!
ダメもとで指値をしてみる
気に入った物件であれば売値で買いたくなりますが、ちょっと待って!
その前に、指値(値引き交渉)をしてみましょう。
端数を値引き(例えば、4870万円の物件を4800万円にしてもらう)とかは、わりと応じてくれるそうです。
実際、ぼくも、ほかに購入希望の人がいるにもかかわらず、端数の値引きに応じてもらえました。
ただ、あんまりしつこくやりすぎると、他の人に物件をさらわれるので、ほどほどに・・・。
以上、ぼくの中古マンション購入体験と、そこから得られた教訓でした!
なにかの参考になれば幸いです!
「【後悔もあり】 東京都心に中古マンションを買ったけど・・・」で、マンションを買った後に後悔したことについて書きました。この記事の後日談です(笑)
なお、ぼくがマンション探しの中で学んだ中古マンションのチェックポイントについては、「東京都内の中古マンション選びの注意点【知らないとマズい!?】」にまとめましたので、是非こちらもどうぞ!