昨年末、ぼくの嫁さんが転職活動をしました。
うちは、子どもが2人の共働き。
保育園の迎えがあるので、嫁さんは在職中の会社で時短勤務してました。
時短勤務ということで、条件に合う会社が絞られて不利な状況だったんですが、みごと短期間で転職に成功!
この記事では、嫁さんの転職活動を振り返りつつ、時短勤務の女性でも転職活動がうまくいくヒントを探ってみたいと思います。
くまの助
本記事の内容
時短勤務の嫁の転職体験
まず、嫁さんがどのように転職活動を進めたのが、時系列でご紹介します。
転職活動を始めたきっかけ
嫁さんが転職活動を始めた理由としては、大きく
- 勤務地移転によって通勤にかなり時間がかかるようになった
- もともとやっていた業務がなくなった
の2つがありました。
勤務先の会社の業績不振で、都心のオフィスが閉鎖。
それに伴って、自宅から1時間半くらいかかる郊外のオフィスに勤務することになりました。
通勤時間が大幅に増えたことにより、業務時間を減らさざるをえなくなり給料がダウン・・・。
さらに追い打ちをかけたのが、業務内容の変更でした。
会社の業績不振で、もともと担当していた業務(海外関係)が縮小し、別の業務(もともとの専門性が生かされない)をやることになったのです。
そんなわけで、これは流石にいかんと思い、転職活動を開始したのでした。
くまの助
転職エージェントに登録
そんなわけで、転職活動を本格的に行うことにした嫁さん。
早速、転職エージェントに登録しました。
登録した転職エージェントは、
- doda
- リクナビ
- パソナ
の3つです。
さらに転職サイトの、en転職にも登録していました。
転職活動エージェントと面談
転職エージェントに登録したら、希望条件を伝えるために、エージェントと面談する流れになります。
電話でもいいみたいですが、時短勤務の場合だと色々細かい条件(勤務地や業務時間)を伝える必要があるので、対面の面談にしました。
職務経歴書の作成
エージェントの面談が終わったら、応募のために職務経歴書や履歴書の作り込みをしていきます。
ところが、嫁さんはしゃべりは得意だけど文章を書くのが苦手・・・。
そこで、ここで夫であるぼくが華麗に登場!(手前味噌で大変恐縮ですが(笑))
職務経歴書などの書類の添削をしました。
あと、エージェントからも職務経歴書に対してアドバイスをもらったので、書類に反映させたりしました。
くまの助
応募
書類ができたら、早速求人に応募します。
転職エージェントから怒涛のように求人票が送られてくるので、がんばって中身を精査します。
しかし、保育園の迎えを考えて、勤務地や勤務時間を絞ると、意外と条件に合う求人は残らなかったんですよね・・・。
その分、業種や職種は絞りを広めに応募しました。
面接
だいたい10企業くらいに応募しました。
その中で、書類審査を通過して面接に呼ばれたのが半分くらい。
会社の有給をとって、うまく一日にまとめられるように面接の日程を組みました。
面接では、勤務条件労働時間や残業の有無時間の融通等については、臆せずにきちんと質問しました。
嫁さんはもともとコミニケーションスキルが高いこともあってか、書類に通った会社の面接はほとんど突破しました!
内定
面接に行った企業の中から2社ほど内定をもらいました。
そのうち、業務的な時間の融通がききそうな一社に無事転職を果たすことができました!
応募から内定を得るまで、ちょうど2週間。
くまの助
時短勤務・子どもありでも条件に合う会社の見つけ方
というわけで、時短勤務と言う不利な状況でありながら、短期間で転職先を見つけることができた嫁さん。
そこで、嫁さんにお願いして、本人から、時短勤務でも転職に成功のポイントを挙げてもらいました!
くまの助
1.勤務時間と場所を第一優先
1.勤務時間と場所を第一優先
正社員で探そうとすると、どうしても6時まで働かないといけないことが多く、まず自宅と新しい勤務先の住所を確認して、通勤必要の移動時間帯も合わせて、お迎えの時間を逆算することで通えるかどうかを判断する。
場所も大事で、通勤時間が長かったら、お迎えの時間は間に合いません。
解説
保育園のお迎えの時間を時間を考慮して、定時が17:30までに終わる企業を探しましたが、そういった企業は稀で、多くの企業では18:00までの勤務時間でした。
会社が自宅から遠いと間に合わないのは確実なので、求人票に記載の勤務地から通勤時間を推定して、30分以上かかりそうな企業は対象から外すという作業をしました。
2.三社ほど転職サイトに登録すること
2.三社ほど転職サイトに登録すること
転職会社は結局担当者の能力次第で、自分との相性もあるので、三社ほど登録したら、どの担当者と合うか選択可能です。
自分が出した条件は同じでも違う求人情報を送られてくることも多い。
解説
今回、転職エージェントの担当者の実力によって、こうも違うものかと実感しました。
優秀な担当者であれば、条件に合った求人をバシッと送ってくれるのですが、担当者がイマイチだと、条件に合わない求人ばかりをスパムのごとく多量に送りつけてきます。
やはり、3社くらい転職エージェントに登録しておけば、自分に合った担当者が見つかりやすいです。
もちろん、各エージェントごとに持っている案件が違うので、複数のエージェントに登録することで、幅広く求人を集められるという意義もあります。
3.アドバイザーに全てを託さないで、自分でもとにかく探す
3.アドバイザーに全てを託さないで、自分でもとにかく探す
自分が出来ることは全て転職アドバイザーに話すことで能力の棚卸し、三社に登録すると三回も話すことでかなり整理され、自分の強みを把握することができる。
ただ、全部アドバイスを聞くこともないと思います。
自分が納得した分だけ聞いて、書類の作成や応募する会社を決めることがおすすめ。
解説
エージェントも色々とアドバイスをくれますが、転職活動をするのはあくまで自分。
最終的には自分でケツを持つつもりで、がんばりましょう。
4.私にとってアドバイザーから一番役立ったアドバイス
4.私にとってアドバイザーから一番役立ったアドバイス
→自分の強みをアピールして、企業にとって時間調整しても採用した方が得だと思わせる。どうしても6時、7時まで勤務時間の会社が多いし、残業もあるので、応募するとき遠慮しがちですが、やりたい仕事があればとりあえず応募して、面接まで持っていくこと。
面接の際、勤務時間の確認もあるので、しっかり強みをアピールした後、どうしてもこの時間帯に帰りたいと言うのは調整の可能性が大きいです。
実際、内定もらった会社は時間調整してもらいました。
解説
企業から「ぜひ来てほしい!」と思わせることができれば、条件調整もしやすいです。
嫁さんの場合、内定をくれた会社が嫁さんのことを非常に気に入ってくれたので、勤務時間の調整をしてくれました。
まとめ
というわけで、時短勤務の嫁さんが転職活動した話でした。
再度、ポイントを列挙しておきます。
- 勤務時間と場所を重視して、求人を探す
- 三社ほど転職サイトに登録する
- アドバイザーに全てを託さないで、自分でも探す
- 面接では、自分をアピールしつつ、勤務条件を調整する
やはり時短勤務の場合、条件に合う求人が限られてしまうのは事実ですが、探せば見つかります。
こちらの転職体験談が参考になれば幸いです。